数珠

数珠(じゅず)とは、多数の珠に糸を通して輪状にしたもの。仏教の儀式で用いられる法具。基本となる形態は珠が108個ある「本連数珠」。この中で最も大きい珠を「親珠(おやだま)」と呼び、108の珠を「主珠(おもたま)」と呼ぶ。なお「本連数珠」を簡略化した「片手数珠」というものもある。形状や色などは宗派によって様々なバリエーションがある。材質は七宝や菩提樹など。または水晶、翡翠、瑠璃、象牙などが用いられることもある。数珠の起源は古代インドのバラモン教で用いられていた道具であるとされ、それを仏教の開祖である釈迦も用いていたことから仏教にも伝わったと言われている。日本には飛鳥時代に伝来したとされ、鎌倉時代には既に一般層に広く普及していた。なお数珠には念仏の歳ジャラジャラと音を立てたり、唱えた回数を数えるため爪繰ったりする役割もあるが、浄土真宗は念仏の回数を問題にしないので、音を立てない。

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数珠のQ&A

1件中1-1

  1. デルタイさん
    解決済

    数珠の処分方法を教えてください

    今まで使用していた数珠のブレスレットが切れました。私自身、そのブレスレットに助けられたこともあったし、身に付けている安心感を感じられることも多々ありました。今まで守ってきてくれた数珠を簡単に捨てるのはなんだか違う気がしたので、正しい数珠の処分方法を教えてもらえませんか?こんな方法もあるよという、簡易なものでも良いので、宜しくお願いします。

    質問者:デルタイさん / 質問日時:

    スピリチュアル » その他

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