祟り神

祟り神(たたりがみ)とは、神道において人間に危害を加える恐れのある荒々しい神、荒御霊(あらみたま)を持つ神のこと。また御霊信仰(ごりょうしんこう)の概念の一部でもあり、現世に恨みを残して死んだ偉人や武者の怨霊が神格化したもの。本来は危険な存在だが、手厚く祀ることで強力な加護をもたらすとされる。荒御霊としては八岐大蛇や牛頭大王などが有名。稲荷神社の神体も元を辿れば荼枳尼天という女鬼であり、また中には九尾の狐を祀っている場所もあることから、祟り神信仰の一環として見なすことが出来る。また神格化した偉人の怨霊としては菅原道真や平将門などが有名である。その属性から畏怖の対象として見なされることも多いが、正しく接することで様々な恩恵を与えてくれる。

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祟り神のQ&A

1件中1-1

  1. キュッポンさん
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    どうして祟り神を祭るんですか?

    日本には祟り神を祭る風習がありますよね。どうしてわざわざ悪い神様を祭ったりするんですか?どうせ祭るなら良い神様にすればよくないですか?

    質問者:キュッポンさん / 質問日時:

    スピリチュアル » 神仏・神社・寺院

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