セーマンドーマンとは、三重県の志摩地方にいる海女(あま)が所持する、厄除けのためのお守りのこと。ドーマンセーマンともいう。手ぬぐいや肌着などに、星の形をしたしるしや縦横の線を組み合わせた縞模様のしるしを描き、海での無事を祈る。名前の由来に関しては、「セーマン」は平安時代の陰陽師である安部清明(あべのせいめい)から、「ドーマン」はその好敵手であった蘆屋道満(あしやどうまん)から付けたと見られている。
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実家の土蔵から、奇妙なマークが書かれた古い木の札が出てきました。墓地で見かける卒塔婆を小さく短くしたような木の札で、上から、潰れて読めない字(梵字か?)、星印(五芒星)、網目模様、と順に黒墨で書かれた木の札です。祖母が言うには「セーマンドーマン(?)」と言うものらしいのですが、これはいったい何に使うものなのでしょうか?