陰陽道

陰陽道(おんみょうどう)とは古い日本の学問、また呪術の方式。古代中国で生まれた自然哲学思想である陰陽思想・五行思想が日本に伝わり、それが独自の発展を遂げたもの。伝来した時期は5世紀から6世紀頃とされる。当時の日本において吉兆や凶兆の判断をする際に重用され、7世紀後半に組織化された。当時の陰陽道は呪術というよりも今でいう気象予報・地震予知・健康診断などに近い位置付けであり、あくまで学問であった。だが平安時代以降は御霊信仰や道教の方術、風水といった占術と融合を重ね、呪術的な側面が生まれていった。10世紀になると安倍晴明が生まれ、晴明はその卓越した才能で宮廷から厚い信頼を得た。現代人がイメージする陰陽道は主にこの頃のものである。陰陽道は当時の日本における秘術であり、公的機関である陰陽寮によって管理される知識であったが、時代が下るにつれてその知識が民間にも流れ、民間陰陽師も続々と誕生していった。

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陰陽道のQ&A

1件中1-1

  1. ミウさん
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    恵方巻きの由来ってなんですか?

    恵方巻きって、節分に恵方を向いて太巻きを食べますよね。あの「恵方」ってなんなのでしょうか?恵方巻きの由来は何かの占いに基づいているんですか?方角が関係するってことは、九星気学でしょうか?ご存知の方、どなたか教えてくれると嬉しいです。よろしくお願いします。

    質問者:ミウさん / 質問日時:

    占い » 九星気学

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