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紀元前数千年まで遡ります

12個の星座で性格や相性を占う「12星座占い」の起源はそれほど古くありません。19世紀末にヨーロッパで起こったオカルトブームから端を発して20世紀のはじめに大体の要素が固まったようです。そして、この「12星座占い」の元となったものが「西洋占星術」です。

西洋占星術には大変古い歴史があります。起源はメソポタミア文明の初期までさかのぼり、シュメール人の羊飼いが夜空の星たちをつないで動物に見立てたのが始まりと言われています。この時期は紀元前3000年頃とする説が一般的ですが、正式な年代は定かではありません。

その後、シュメール人の末裔がバビロニアという国を作りました。バビロニアの遺跡からは現在の星座占いで使われている12星座、「黄道十二星座」が記録された粘土板が出土しています。また、旧約聖書にもバビロニアと敵対していたイスラエル人の神官が占星術師について言及する記述があります。古代バビロニアの人達は星の変化で運勢を占ったそうですが、ここでの占いは人間同士の相性というよりも、主に未来予知や吉凶の判定だったようです。

これらのことから、「西洋占星術の歴史は紀元前数千年にまで遡る」と言うことができるでしょう。気の遠くなるほど古い歴史を持つ占いですね。

5000年の歴史があります

星を結んで動物や物の形になぞらえた「星座」は
今から約5000年前、メソポタミアで生まれました。

もちろん当時から今のような星座占いがあったわけではなく、
そこから研究が重ねられて「西洋占星術」が誕生し、
それをさらに簡略化して「星座占い」が誕生しました。

なので、西洋占星術の起源は5000年前、
紀元前3000年からである、と言えます。

ただ、昔の占星術は今でいう天文学ですので、
吉事や凶事、戦争、豊作凶作の予知など
運勢判断の目的で使われました。
人の性格や相性を占うものではなかったようです。

イエス様生誕の頃すでに占星術師がいました

私は、子供の頃に教会に通っていたんですけど、
聖書で、イエス様が生まれる時、占星術師たちが
イエス様の誕生を察して、東の方からやってきたという
お話がありました。

西暦はイエス様生誕の翌年を元年としているので、
少なくとも、紀元前の段階で、占星術はすでに
存在していたのでしょうね・・・。