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殺人を犯した人は来世で必ずそれを償います

「カルマ」という概念があります。
これは一言で説明すると「因果応報」というもので
良いことも悪いことも必ず自分に返る、ということです。
これは時に前世から今世、今世から来世へ
生をまたいで受け継がれていきます。

殺人は非常に重い負のカルマを背負う行為です。
そのカルマは多くの場合、一生では償いきれません。

来世でのカルマの償い方は決まっていません。
例えば、過去世と似たシチュエーションで
違う行動を取れるかどうかで試されることもあります。
また、過去世で殺した相手の生まれ変わりを
生涯愛せるかどうかで試されることもあります。

この来世での償い方は、
前の生を終えてから生まれ変わる前の段階、
すなわち「中間世」で決まります。

一生を終えた魂は中間世で生涯のおさらいをします。
「マスター」などと呼ばれる高位の存在と出逢い、
「その生における目標を達成できたか」を振り返り
「次の生ではどんな目標に挑戦するか」を決めます。

殺人を犯した人の魂は、おそらくこの中間世で
マスターからその罪を厳しく糾弾されるでしょう。
その後、負のカルマを償うという目標を定められて
生まれ変わることになるでしょう。

なんらかの形でつぐないます

確かに殺人は重い罪とされていますが
「人の行動には必ず理由がある」ということを
忘れてはいけないと思います。

極端な例を挙げると・・・
「戦乱の時代に生まれた人が結果的に行った人殺し」と、
「平和な時代に生まれた人がエゴで行った人殺し」は
罪の重さがまるで違うといえるでしょう。

そういうことも全て含めた上で、
なんらかの形で罪をつぐなうことになると思います。