数秘術は「ギリシア+ユダヤ」です
数秘術はギリシアで生まれました。
ピタゴラスの教えが始まりといわれます。
そして、ギリシア人の文化が歴史の中でユダヤに浸透し
そのユダヤ教の発展の中で生まれたものがカバラ思想です。
カバラ数秘術はカバラ思想に基づいて
数で運命を占うやり方です。
その他の回答(1件)
数秘術とカバラの歴史
シンプルに説明されている方がいらっしゃいましたので、細かく説明させていただきますね~。
数秘術とはもともと「数に意味を見出し、その組み合わせで森羅万象を説明していく」という考え方を占いに応用したものです。そして数で森羅万象を説明する考え方は古代ギリシアのものです。この考え方を始めたのは「ピタゴラスの定理」で知られるピタゴラスと言われています。ピタゴラスは数学者として有名ですが、同時に哲学者でもあり、「万物の根源は数である」という原理を提唱しました。ですがピタゴラス以前にも「数に意味を見出す」という考え方は存在していました。古代中国でもそれに似た概念の数占いが発展していることから、「数に意味を見出す」というのは人類共通の発想なのかもしれませんね。
さて、カバラの説明に移ります。カバラはもともとユダヤ(古代イスラエル人の末裔)の思想です。ユダヤ人の聖典は旧約聖書で、この旧約聖書を解読するために作られたのがカバラの根本となります。カバラの始まりは「ゾハール」という旧約聖書の注釈書で、ユダヤ思想が神秘主義化していった後です。「ゾハール」は紀元後3世紀に書かれた書物とされています。一方、ピタゴラスは紀元前6世紀~5世紀の人物です。その時代、ユダヤ人はバビロニア人の奴隷から解放され、ペルシャ人の影響下にありました。そして紀元前3世紀、かの有名なギリシアの英雄アレクサンドロス大王がペルシャを滅ぼし、中東諸国を征服します。この流れによってギリシアの学問や哲学がユダヤに流入しました。そうしてギリシアと混ざったユダヤから、カバラの始まりである「ゾハール」が記されました。
以上が「数秘術はギリシア、カバラ数秘術はギリシア+ユダヤ」ということの細かな説明となります。カバラ数秘術の成り立ちを正確に知るには、世界史の古代史に登場する「メソポタミア文明」の歴史を紐解いていく必要があります。ここから先はもう占いというより歴史の時間になってしまいますので、興味がありましたらそちらを調べてみるといいですよ~。
詳しいご説明ありがとうございました。
もうちょっと真面目に歴史の勉強をしておけば
よかったな~と思いました(^_^;)
本当ならお答えいただいた2人とも
ベストアンサーに選びたいところですが、
できないみたいなので、すみません。
回答本当に感謝です。
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