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草薙剣を盗み見た神官が死んだそうです

三種の神器は至宝とされ、天皇陛下であっても
まず見ることはできないと言われています。

八咫鏡（やたのかがみ）は伊勢神宮、
八尺瓊勾玉（やさかにのまがたま）は皇居賢所、
草薙剣（くさなぎのつるぎ）は熱田神宮に、
それぞれ安置されています。

この中で、八咫鏡に関しては
明治天皇がご覧になった記録があります。
また明治の文部大臣である森有礼という人も
「見たことがある」と言っています。

八尺瓊勾玉は誰も見た人はいません。
ですが皇居の中に安置されていて、
箱に入れられて保管されているようです。
「箱を持った」という人は実際にいます。

草薙剣に関しても公式には見た人はいません。
ですが江戸時代に神官が盗み見た記録があります。
数名の者と一緒に見たらしいですが、
見た者たちは祟りで死んだそうです。

「三種の神器は見たら死ぬ」という噂は
おそらく草薙剣の逸話に尾鰭が付いたものでしょう。

ただ、もし見たらどんな祟りがあるかは想像できません。
また天皇陛下であってもまず見られないものですので
一般人の我々は決して目にすることはできないでしょう。

神器を盗み見たら祟られて当然

三種の神器は「神器」ですからね。もっとも「八咫鏡」は火事で損傷、「草薙剣」は形代（霊力を移した別物）のようですが。それでも凄まじい霊力を秘めた物品であることには変わりませんので、不届者が見れば当然とんでもない祟りがあると思いますよ。
特に草薙剣（別名：天叢雲剣）に関しては、実際に盗まれて後に剣だけが発見された話、また不届者が盗み見て祟りで死んだ話があります。とはいえ、どれも厳重に保管されていますから、一般人が本物を見る機会は無いでしょうけどね。