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水子の祟りはないので安心してください。

水子の祟りという言葉を耳にしたことがある人も多いと思いますが、
私はないと思います。実際、たとえば浄土真宗では「水子」という言い方はありません。
悲しい選択だったでしょうが、今は仏様となって妹さんたちを見守ってくれていると思います。
今でこそ、出産前に亡くなった子どもを供養するという形を取ることが多いようですが、
昔は今のように医療技術もなく、亡くなってしまうことは珍しくありませんでした。
それでも水子供養することはありませんでしたし、
水子の祟りに遭うということもなかったでしょう。
それから少しずつ技術が進歩していくにつれて、
亡くなった子が可哀想だからという思いが強くなっていったのです。
そして昭和40年代頃から水子供養が浸透し始め、
「供養しないと祟られる」という考え方になっていったようです。
亡くなった方々は全て仏様となって私たちを見守ってくれています。
だから、妹さんが不安に思うことはないですよ。
ただ、マイナスの考え方ばかりをしていると、
負のオーラを放ってしまい、悪循環に陥ってしまう可能性もあると思います。
また、良くないことが生じる度に水子のせいにしていると、
亡くなった子どもがそれこそ可哀想だと思いますよ。
苦しい決断だったと思いますが、妹さんの子どもであることには違いないのです。
これまでと同じように、命日には子どもが喜んでくれるように、
また「忘れていないからね」という思いを伝えるようにしてください。
水子供養は強制的にするものではありません。
気持ちが届いていれば、個人的に供養をしてあげるだけでも大丈夫だと思います。

しっかりと供養してあげないと成仏してくれない

良くないことが起こっているのが水子の性だと思うのなら、早く水子供養をしてあげたほうがいい。水子は供養してあげないと、成仏してくれず、この世とあの世をさまよってしまう。霊界に行かせてあげるのが水子供養なのだから、本当に亡くなった子どものことを思うのなら早く供養してあげるべき。
生きている家族や新しく生まれてきた子どもは幸せに暮らしているのに、自分だけがその場にいないことが辛くなってしまうのも理解できるはず。
しっかりと供養しないと、妹さんだけでなく、家族や子孫が幸せになるのは難しくなってしまう。不幸が起こったり、霊障に悩まされたりと、長期間そういった状態が続くことになるだろう。水子の祟りは他の祟りよりも力が強いと言われていて、時間が過ぎたからと言って威力が衰えるということはない。早く相手と供養しに行き、成仏してもらうように。
供養に行くときには、御主人と一緒に行くように。「忙しいから」「昔のことだから」というような気持ちになってしまっては、成仏できるものもできなくなってしまう。両親の愛情を注いであげることが、心から成仏してもらうために大切なことだろう。