古くは、視力にハンディキャップを持つ人がイタコ修行をしました。
イタコとは、古くは、盲目や弱視などの、視力に関する先天的なハンディキャップ持つ女性、または事故などで視力にハンディキャップを負った女性が、生計を立てていく手段として、修行によって能力を得てなるのが一般的でした。
そのため、「イタコ=盲目」のイメージが出来上がっていて、マスコミなどに登場する際には、その特徴が誇張される傾向にあるようです。
イタコは、青森県を中心に東北地方などにいて、「口寄せ」と呼ばれる死者や祖先の霊の言葉を伝える巫女の役割をします。生まれついてのイタコというのは存在せず、民間信仰に基づいた行事や祀り事を行うのに必要な存在として引き継がれてきた、伝統技能とも見ることができます。
現在も、イタコには視力にハンディキャップを持つ女性が多いようです。ただし、実際には、目の見えるイタコもいますし、男性のイタコもいます。目の見える人がイタコになれないということはありませんし、その能力において、視力や性別に関連性はありません。
さらに現代は、目のハンディキャップがあっても、イタコのような厳しい修行を受ける必要がない職業を選択できるため、イタコになろうとする人の数は減っています。その一方で、イタコという存在に興味を持った一般人がイタコに入門したり、一部では霊能者がイタコの代わりとなっている例もあるそうです。
その他の回答(1件)
見えない人の方が、霊能力が研ぎ澄まされやすいとの説もあります。
だいぶ前ですけど、青森県の恐山に行ったことがあります。
そのときイタコについても色々と聞いてきました。
あと結構出ている本も読みましたよ。
ここってイタコのメッカなんですよね。ご存知でした?
イタコは、目の不自由な女性が独立して生計を営むための職業であり、
同じ立場のイタコの元に弟子入りし、1年から長いものは5年余もの
長期間にわたって、厳しい修行を積みますが、
イタコになれる人となれない人がいたそうです。
また、その能力にも個人差があります。
イタコは死者の霊を降ろし、生きている人との間の会話を取り持ちます。
この降霊っている能力は、人間の持つ5感とは異なる第6感的なものですって。
つまり目が見えないというハンデを持っている人のほうが、
その感覚が研ぎ澄まされやすいとの説もあるくらいです。
そうはいっても、目の見える人がイタコになれないということはなく、
実際に盲目でも弱視でもないイタコもいるそうですよ。
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