ベストアンサーに選ばれた回答

職業かと聞かれたら、そのとおりですね

結論からいえば、イタコは職業の一種といえるでしょうね。
イタコは、「口寄せ」と呼ばれる、亡くなった人の霊を呼び出して、その人の意向を伝えることを生業としている人のことです。
青森県の恐山のイタコが有名ですが、恐山以外にもイタコと同じような仕事をしている人は全国にいらっしゃるようです。
例えば、沖縄や鹿児島には、ユタと呼ばれる巫女さんたちがおられるようですが、呼び名は違っても、イタコと同じように
口寄せなどを行って、生計を立てているようですよ。
イタコになるためには、特殊な能力（霊能力）を身につけるための非常に厳しい修行が必要なるようです。
ちなみに修業は、水をかぶったり、ぶたれたり、断食をしたりなど、かなりの荒行のようです。
訓練すれば誰でもなれるわけではない特殊な職業と考えてもらうといいのでは？
厳しい修行のために、若い人のなりてが少なく、現存するイタコはみなさん、高齢のようですね。
一説によりますと、イタコは、昔は、盲目や弱視の女性の職業だったようです。
目の悪い子供さんが入門し、数年間、様々な修行を積み、ようやく一人前になれるとか。
誰でも訓練すればなれるといった類の職業ではなさそうです。

極めて特殊なお仕事ですね。

霊媒として、ご先祖様や死者の霊を呼び出し、死者の意志を伝えたり、神様のお言葉を伝えたりするのが主な役割のようです。
それにより生計を立てているわけですからね、職業といえば職業といえると思われます。例えば、占い師や心理カウンセラーの
一種と考えるとよいかもしれないですね。
ただ、占い師や心理カウンセラーも、誰でもなれるというわけではなく、極めて特殊な部類に属する職業になるのではないでしょうか。