ベストアンサーに選ばれた回答

シュメールに起源を持つ「完全な数字」

ラッキーセブンの直接の由来は
19世紀アメリカ、メジャーリーグの優勝決定戦の7回で
ラッキーなホームランがあったことから来ている、
という説が最も有力です。

ただ、7がラッキーな数字として普及する理由が
これのみというのは少々弱いものがあります。

どちらかというと・・・
元々、西洋文化圏で7が特別な意味を持つ数字だった
バックグラウンドの方が重要だと思われます。

旧約聖書の創世記で
神が天地創造する場面がありますが、
そのために費やした時間が7日。

この7日を暦とする数え方は起源が非常に古く、
古代バビロニアの占星術に由来するようです。

また古代ギリシャの数学者であり哲学者、
数秘術の開祖ともいわれるピタゴラスは
三角形と四角形を組み合わせた7という数に
「完了・調和・幸福」といった意味を持たせています。

おそらく7をプレミアムな数字とする感覚の起源は
この辺りからでしょう。

スロットマシンはアメリカ生まれですので、
このギリシャのピタゴラスから由来する感覚から
「プレミアムなもの」として浸透したのでしょう。

カバラの7は「勝利」を意味します

ギャンブルのラッキーナンバーとしての
7の意味に一番近いのはカバラですね。

カバラの7は「勝利」、
障害や試練を乗り越えて勝ちを掴む、
という意味があります。

スロットマシンの抽選で7が揃うことに
とてもよく似ていると思います。

ちなみに日本のラッキーナンバーは
末広がりの八、「8」ですね。