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普通に生活していれば悪い霊は恐れるに足りません

まず、最初に言っておきたいのは、
あなたが健康で、誰にも恨みを買わない生活をしていれば、
悪い霊は寄ってこないということです。

悪い霊は人の弱みにつけ入り自分の欲望を果たそうとする、
悪人と同じような存在です。
ですからあなたが後ろめたくない生活をしている分には、
悪い霊は恐れるに足りません。
不健康や不摂生、また人の恨みを買う言動を繰り返していれば
憑依されてしまうのです。

また、良い霊はそのお友達のおっしゃる通り、
誰にでも憑いていて、その人を守ってくれています。

これは健康で正しい生活を心掛け、
ご先祖様や神様を敬っていれば、
必ずご利益をもたらしてくれます。

霊というより天使のようなイメージの存在なので、
怖がる必要はありません。

良い霊・普通の霊・悪い霊がいます

人間の世界にも「良い人」「普通の人」「悪い人」がいると思います。霊の世界もそれと同じように考えることができます。霊と呼ばれる存在の中にも「良い霊」「普通の霊」「悪い霊」がいます。

守護霊や背後霊は「良い霊」です。これはもともと「人間を守る使命」を背負っている霊ですので、憑いた人のことを守り、悪い霊を追い払い、助けてくれます。神様や天使ほどの力はありませんが、あなたの絶対的な味方、と考えることができるでしょう。普通の人には必ずこの守護霊や背後霊が憑いていて、ある程度護られています。ですから逆に、守護霊や背後霊がいなくなったら危険です。どんどん悪い物を吸い寄せてしまうことになります。

浮遊霊や多くの妖精、妖怪は「普通の霊」です。浮遊霊は厳密に言えば不浄な存在ですが、自分が死んだことすら理解できておらず、その辺をふわふわと漂っているだけです。浮遊霊はどこにでもいる存在なので、大して気にする必要はありません。また妖精や妖怪の類も私達の目に見えることはありません。彼らは彼らの領分があり、その世界をみだりに侵すことさえしなければ、我々に害をなすことはありません。

地縛霊、怨霊、生霊、また人間に害をなす一部の妖精、妖怪などは「悪い霊」です。地縛霊は何か事件や事故が起こった場所に存在して、現世に対する執着や恨みを持っています。怨霊はそれがある程度自由に動き回っている存在です。ただし彼らは清浄な場所には入れず、健康な人に害をなすことはまずありません。また生霊は死者霊ではなく人間の一部です。愛情が深すぎたり恨みが深すぎたりする場合に相手に飛んでしまう念のことです。これを受けていると生気がどんどん低下していきます。また人間に害をなす妖精や妖怪も悪い存在ですが、日本では「祟り神」と呼ばれています。祟り神に憑かれたらまず助かりませんが、こういう存在は曰く付きの土地にしか居ませんので、土地に近付かなければ大丈夫です。