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ざっくりとした説明ですが

四柱推命は大きく4つのカテゴリがあります。
そこに細かなデータを当てはめていくものです。

●四柱推命の基本となるもの
【4つのカテゴリ】
「四柱」（自分が生まれた時間）
年柱・月柱・日柱・時柱

【10と12の基本データ】
「天干」の十干（表に現れる部分）
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
「地支」の十二支（持っている力や運）
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥

【基本データの傾向や強弱を決める“属性”】
「通変星（運命星）」
比肩・劫財・食神・傷官・偏財・正財・偏官・正官・偏印・印綬
「十二運」
長生・沐浴・冠帯・建禄・帝旺・衰・病・死・墓・絶・胎・養

●まずは命式を作ろう
「天干」を十干から1個、
「地支」を十二支のうち1個、
それぞれ出します。

地支の十二支にはそれぞれ
「蔵干」という潜在的な「干」が
1個につき2～3個ほど含まれているので
それもメモしておきましょう。

さらに「通変（運命星）」という、
主に個性に関する細かな傾向を表すものを、
1柱の天干と地支にそれぞれ1個ずつ出します。

そしてさらにもう1つ、「十二運」という
主に強弱に関する細かな傾向を表すものを、
1柱につき1個だけ出します。

以上です。
この天干・地支・蔵干・天通変・地通変・十二運が揃ったものを
「命式」と言い、これが四柱推命で占う基本となります。

●難しいのは最初だけ
データの割り出し方や意味などはすごく複雑なので
暗記する必要はありません。プロも全部は覚えてません。
表を見てなんとなく理解できればそれで十分です。

まずは命式作成にチャレンジ！

一見すると複雑な四柱推命ですが、決まりごとが多いということは、勉強すれば必ず出来るようになるということ。データの割り出し方や意味が大体わかれば、誰でも運命を占うことができます。特別な能力やカンのようなものは、他の占いに比べてそれほど必要とされません。難しいのは最初だけです。まずは1回、自分の生年月日と出生時間を用意して、「命式」を作ってみましょう。「命式」を作っているうちに色々覚えられると思います。

そのあとで興味が湧いたら解説書を買ってみましょう。四柱推命には様々な流派がありまして、細かな解釈は各流派によってわかれます。私個人的には、日本の流派よりも本場中国の流派のものを勉強されることをお勧めします。日本の流派は日本式のアレンジが施されていまして、本場の流派とは別物です。本場のものでは「子平推命」の解説書などはお勧めです。