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消去法で疑っていきましょう

【まずは家鳴りの可能性を疑う】
温度湿度の変化でも家は鳴りますし、ほかにもマンションにお住まいの方でしたら、建材や排水溝・通風孔の関係で音が変な風に反響して、例えば下の階の方が立てた足音が横から聞こえたり、話し声が響いたりすることもあります。よくいう心霊現象の大部分はこういったことで説明がつきます。まずは冷静になって、怖がらずに音や状況を確認してみましょう。

【住居者が原因のラップ現象を疑う】
物理的にどうしても説明がつかないようであれば、ラップ現象かもしれません。ただ、ラップ現象が霊のしわざである確率は、実はそれほど高くありません。住居者の方がストレスを抱えていたり、家族同士の仲が悪かったりする場合に、ネガティブな気が発散された結果として鳴ることが多いといえます。ポルターガイスト現象の一種とされ「思春期の女の子がいる家で鳴りやすい」と言われているほどです。ある意味「生霊」と似た現象であると言えます。こういったことが原因である場合は、住居者本人のメンタルケアによってラップ音は収まります。

【霊が原因のラップ現象を疑う】
それすら心当たりがないのであれば、悪い霊のしわざを疑いましょう。ポルターガイスト現象は基本的に低級霊のしわざと言われます。とくに物理的に物が浮いたり落ちたりせず、音だけの場合は、それほど力のない霊と考えて問題ないでしょう。神社で魔除けのお札をいただいてきて貼るなどすれば大丈夫です。それでも収まらない場合は除霊ができる霊能者を頼りましょう。

温度湿度の変化と関係なく鳴ったら…

「家鳴り」は温度や湿度の関係で
壁や床が伸縮して鳴る物理的な現象ですが、
ラップ音は霊的な原因で鳴る音ですので、
ハッキリとした違いがあります。

「寝る前に電気を消すと必ず音がする」
とラップ音を疑う人がいますが、
これは家鳴りで十分に説明が付きます。

寝る前に空調を消す
　↓
部屋の温度が変化する
　↓
建材が収縮して音が鳴る

ということです。
この説明が付くものは単なる家鳴りです。

ラップ音は温度や湿度の変化と関係なく置きます。
前触れなく音が鳴るようでしたら、
そこで初めてラップ音を疑うべきでしょう。