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オーラは人間の力、気は自然の力

「オーラ」は人間の持つ力、「気（プラーナ）」は自然を漂う力、「気（プラーナ）」が体内に取り込まれて「オーラ」になる、と捉えれば問題ないと思います。

「オーラ」は人間を取り巻くエネルギーです。現在使われる「オーラ」という言葉は、人の身体を取り巻く精神エネルギーで、チャクラの開閉によって状態が左右される、といった使われ方が多いように思えます。精神エネルギーというのは神智学の概念に近く、またチャクラの開閉というのはヨーガの概念です。またスピリチュアルの世界では「プラーナ」という自然を漂うエネルギーの概念がありますが、これが体内に取り込まれて精神エネルギーとなったものが「オーラ」と呼ばれることもあります。「気」という概念は「プラーナ」に近いものです。

例えるなら、タンパク質（気）を食べればそれが筋肉（オーラ）になる、といった感じでしょうね。

同じ使われ方をしていますが厳密には違います

「オーラ」と「気」は厳密には違うものです。
ただ、現代ではニュアンスとして同じような使われ方を
することも多々あります。

「オーラ」はギリシア語の「アウラー」から来ています。
厳密な意味の「オーラ」は、人の肉体を取り巻く
生体エネルギーのようなものと言われています。
このオーラには色があり、霊的に敏感な方は
人の持つオーラの色を区別することが出来ます。

「気」は中国の道教から生まれた概念です。
これは人だけでなく万物に含まれる要素とされており
生命力の源、活力の源といった、漠然としたものです。
霊的な分野の「酸素」に近いイメージといえます。

ですが、例えば人の周辺にも「気」は存在しますので
「気」は「オーラ」と同一のものを指すこともあります。

個人的に、両者は全く異なる概念ではありますが、
1つのものに異なる解釈をしたものだと思っています。