「動かすと祟られる」と言われていました。
1999年まで、羽田空港の鳥居は
ターミナルの前の駐車場にありました。
正式名称は「穴守稲荷神社」の鳥居です。
初めて見た人は間違いなく「どうしてこころに?」
という印象を抱いたと思います。
鳥居の「いわく」について説明します。
戦後すぐの頃、羽田空港拡張計画のために
穴守稲荷を取り壊すことになりました。
建物自体は進駐軍より取り壊されたのですが、
鳥居を倒そうとしたところ
ロープが切れて作業員に死傷者が出たそうです。
その後も何度か撤去をしようとしたのですが、
そのたびに工事関係者に怪我や病気が相次ぎ、
「祟り」「呪い」などと呼ばれるようになり、
そのうち誰も工事を請け負わなくなりました。
そして1999年までターミナル前の駐車場の真ん中に
取り残され続けていた、ということです。
90年代、羽田空港に再び拡張計画が持ち上がり、
どうしても鳥居を除く必要が出てきました。
そこで1999年に厳重なお祓いを済ませた後、
ようやく無事移転させることに成功したそうです。
鳥居は現在、空港近くの多摩川沿いに設置されています。
その他の回答(1件)
呪いや祟りではないと思われます
あの鳥居は「呪い」や「祟り」のたぐいではない、
と推測します。
祟るという噂が立ち始めたきっかけは
戦後のGHQによる撤去ですが、
穴守稲荷に祭られている神様は
「豊受姫命」という方で、
神代の頃に各地を流転した記述もあります。
場所を移すことで怒る神様ではありません。
おそらく宗教的なのしきたりを知らないGHQの人々が
豊受姫命に失礼となる形で無理やりどかそうとした結果
そのようなことが起きたのではないでしょうか。
穴守稲荷の鳥居は
「ただその場所を守ろうとしただけ」
ではないかと思います。
本来の豊受姫命は食料をつかさどる
農民たちの味方の、優しい神様です。
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