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「死」を「生の世界」と隔てるルール

逆さごとの正確な意味は「異界のルールに従う」というものです。「死の世界はこの世界とは逆になっている」という考えに基づきます。死んだ人を埋葬する儀式であるお葬式では、死者の側にならい、通常とは逆の向きで物を配置したり、事を行ったりします。

由来ですが、これは仏教・神道というより、民間の間で自然発生的に生まれたルールのようです。空間象徴理論というものがあります。これは人間が上下・前後・左右をそれぞれ対照的な意味合いに捉えるという理論です。まだ仮設の段階ですが、精神科のテストでも用いられることがあります。逆さごとは、通常であれば右から行うものを左から行うことが多く、心理的な働きに由来する魔除けのしきたりと考えることができます。

逆さごとには、「死」という現象を「生の世界」とは別のものとすることで境界を厳密にする意味が込められています。ですので、信心深い方は死の世界のルールである逆さごとを日常生活で行うことに対して非常に敏感なのです。

お葬式の作法だから仏教

逆にする意味は分かりませんが・・・
由来は、逆さ事はお葬式の作法ですから、
仏教から来ているものだと思います。
葬式仏教、なんていう言葉もあるくらいですが、
作法自体はちゃんと仏教ですので。