キロン(Chiron)は小惑星
キロン(Chiron)は「小惑星」と呼ばれる小さな星で、実際に存在する天体。「キロン」という名前はギリシア神話のケンタウロスの名前「ケイローン」に由来。このキロンが発見されたのは1977年と新しく、西洋占星術で用いられるようになったのも近年になってから。占星術では「魂の傷を治癒する者」といった意味が与えられている。
古代から続く古典的な西洋占星術では、太陽と月と惑星のみでホロスコープを作成していたが、近代的な占星術では、キロンのような小惑星や準惑星のような天体も活用するようになっている。
一般的に用いられる小惑星としては、キロン/キローン(Chiron)、ケレス/セレス(Ceres)、ジュノー/ユノ(Juno)、パラス(Pallas)、ヴェスタ/ベスタ(Vesta)などが有名。
ただ、小惑星をホロスコープに取り入れることについては、プロの占い師の中でも賛否両論があり、むやみに小惑星を重視する風潮に警鐘を鳴らす占い師も少なくない。
我々の太陽系には約1万もの小惑星が存在し、次々に新しい星が発見されている。これら小惑星の1つ1つに新しい意味を持たせ、その小惑星の位置を単独で使用しただけの、「○○先生の○○占星術」のような似非占いコンテンツを乱発している会社すら出てきた。主要な惑星を見ずに小惑星だけで占うようなコンテンツには騙されないようにしたい。
余談だが、キロンは小惑星であるとも彗星であるとも言われていて、天文学的にも論争になっているらしい。
その他の回答(1件)
小惑星らしいですよ!
Wikipediaによると、キロンは小惑星らしいです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%AD%E3%83%B3_(%E5%B0%8F%E6%83%91%E6%98%9F)
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