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１３星座占いはジョーク

１３星座占いはイギリスの新聞で発表されたジョークが元ネタ。

１９９５年に、ジャクリーン・ミットンという天文学博士が、世間で流行している占星術が実際の天文学に忠実でないという批判を目的として、『デイリー・テレグラフ』という新聞に記事を書いた。占いが非科学的であるということを揶揄する内容の記事。

この記事では、天文学に忠実に科学的に占うのであれば、占星術のサインは１２等分するべきではなく、黄道上の実際の星座に合わせるべきだという主張をした。その実例として、黄道は「へびつかい座」も通るので、「へびつかい座」も星座に加えるべき。黄道上の星座のエリアも星座によって違うので、実際の範囲に合わせて「さそり座」は短くするべき。そういった内容を盛り込んで「１３星座占い」を提案した。

このような経緯で１３星座占いが発表されたとき、当然のことながらプロの占い師は相手にもしなかった。日本国内でも、ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベ氏や鏡リュウジ氏など、西洋占星術の専門家は１３星座占いには否定的な立場をとった。しかし、これがビジネスになると考えた一部の人間により、雑誌などでも取り上げられ、それに踊らされた人が多数いたという話。

現在では誰でも簡単にネットで事実が検索できるようになったので、テレビや雑誌が何を流行らせようとしても、すぐに事実が知られてしまうようになった。ネットが一般的になるにつれ、この１３星座占いも根拠のない偽物だとバレてしまい、少しずつ自然に消滅していったのだと思う。

１３星座占い、なつかしいね

１３星座占い、なつかしいですねー。
そう言えばへびつかい座になった友人がいました。

たしかに最近見かけない気がします。

もともと意味不明な占いだったし、
みんな飽きちゃって忘れられたんでしょう。

私へびつかい座でしたよ

私へびつかい座でしたよ～！
そういえば見なくなりましたね～。
この質問を見るまで完全に忘れてました。

流行が廃れただけだと思います。